発酵食美人食堂 中村料理長「ひな祭り献立」 糀を使った優しいお味のお料理です。和食の技が随所にちりばめられた華やかな献立となりました♪

2019年03月02日

本日のメニュー
・先付け三種(お雛玉子、蛤・竹の子・烏賊の木の芽味噌、花海老塩糀蒸し)
・穴子黄身煮
・よもぎ豆腐のすまし汁
・ひし形寿司


中村料理長の軽快なトークで料理教室が始まりました。
まずは、うずらの卵でお雛様を作ります。今回は人参、大根、きゅうり、薄焼き玉子で着物を作りました。
「桂むき、やったことなーい」と仰る方もいましたが、料理長がちょっとしたコツを伝授して、皆様、「なるほど!」とうなずいていらっしゃいました。お内裏様とお雛様が可愛く並びましたよ♪


続いて木の芽味噌を作ります。基本の玉みそを白味噌、玄米甘糀、卵黄を使って作るのですが、木の芽がなければほうれん草を入れてもキレイな色に仕上がるそうです。
木の芽をすり鉢であたると、一気に春の香りが広がりました。



花海老は、海老を花びらのように盛り付け、蒸しあげました。塩糀をからめて10分ほどおいておくと、臭みもとれて旨みもアップしますよ!
片栗粉をまぶすことで、プリンとした食感となります。



穴子黄身煮は卵黄と片栗粉を混ぜたものを衣にして煮てあります。鮮やかな黄色がとてもキレイでした。
つけあわせに里芋を使いましたが、六方むきのやり方を教えていただきました。これもちょっとしたコツでとてもキレイな仕上がりになります。


よもぎ豆腐はくず粉とよもぎで作りました。中火にかけて練り上げるのですが、しっかり練らないと固まりにくいことがあります。くず打ちした鶏ささみとプルンプルンのよもぎ豆腐は楽しい食感でしたよ。




最後にひし形寿司を作りました。紫黒米ドレッシングを使って、色鮮やかな一品となりました。
和食では、3色の色を大切にするそうです。今回は、赤、緑、黄色で3層のお寿司を作りました。
春の節句にふさわしいお色です。



お待ちかねの試食タイムです!「いただきまーす」
それぞれのお料理が可愛くて、「食べるのがもったいない!」とおっしゃる方も。
目でも楽しめ、もちろん美味しい和食って、素晴らしいですね!
次回は3月5日(火)、テーマは「糀で中華」です。皆様のご参加をお待ちしております!



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