生味噌の種類③合わせ味噌

2015年08月21日

合わせ味噌とは、糀の種類が違う味噌や産地が違う味噌を混ぜ合わせたもので、互いの個性が混ざり合い、新しい風味を持った味噌になります。

代表的な合わせ味噌というのは赤だし味噌、さくらみそ、そして米味噌と麦味噌の調合味噌の3種類です。

 

・赤だし味噌…元々は料理店で味の濃い豆味噌から作られたお味噌汁のことを指していましたが、最近では豆味噌に米味噌を混ぜ、甘味料や調味料を加えてすり合わせ食べやすくしたもののことを言います。

 

・さくらみそ…元々は麦みそに砂糖や飴を混ぜた嘗め味噌のことであったが、現在は赤系米味噌と白味噌を合わせた味噌のことを言います。

 

・米味噌と麦味噌の調合味噌…米糀と麦麹を作り、混ぜて仕込むタイプと、米味噌と麦味噌が出来上がってから混ぜるタイプの2種類に分かれます。

米味噌のさっぱりした味わいと麦味噌のしっとりした味わいが合わさった味噌です。

 

そこで今回は、赤だしを使ったお味噌汁を紹介します。

 

「おぼろ豆腐のお味噌汁」

材料(4人分)

おぼろ豆腐…2/3丁

だし汁…3と1/2カップ

赤だし味噌…大さじ3

吸い口(あさつき)…適量

 

  • おぼろ豆腐はざるにあげて水切りをしておく。
  • だし汁をあたため、沸騰直前で火を止めて味噌を溶かし入れる。再び火にかけ、豆腐を入れて煮立たせないように火を調節し、豆腐があたたまったら火を止め椀に盛り、あさつきの小口切りを散らす。

 

合わせ味噌にはこの味噌とその味噌を何対何で混ぜ合わせるといった決まりはないので、自分の好みに合った合わせ味噌を見つけてみてください。

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