1人分のお味噌汁の作り方

2015年08月01日

記事更新日 2020年4月8日

 

一人暮らしをしていたり、たまたま一人でご飯を食べたりするとき、

「ここに、お味噌汁があったらな」と思いませんか。

一人分のお味噌汁を作るのは面倒だったり、どうつくったらいいのかわからなかったり、そう思う方のために記事を書きました。

 

この記事を読めば、簡単に「一人分のみそ汁」を作ることが出来るようになりますよ。

 

お味噌汁には身体が求めるミネラルや必須アミノ酸、ビタミン類が含まれていますし、栄養価以上に、一杯のお味噌汁はほっこりと心身をあたためてくれるもの。ぜひ一人での食事の時でも楽しんで召し上がって頂きたいと思っています。

 

お味噌汁づくりで悩むところは、

「1人分のお味噌汁としては作り過ぎてしまうかもしれない(適量が分からない)」、

「どんな具材が良い?」、

「手間なくだしを取るにはどうしたらいい?」

こういった悩みがあると思います。ひとつずつ解決していきましょう。

 

★1人分の味噌汁としては作り過ぎてしまうかもしれない(適量が分からない)

 

「全部の材料をそろえてみました!」

 

【1人前のみそ汁の材料】

・みそ 15g

・だし 160ml

・具材 適量

以上!

 

まず、1人分のお味噌汁の適量は、平均して15gのお味噌と、160mlのだしから出来上がります。

 

160mlというと、1カップにも満たない量なので、小鍋サイズでも持て余してしまうかも。

 

そこで、直接お碗に160mlの熱いだしを入れ、スプーン1杯(15g)のお味噌を溶くことをオススメします。

 

ぐつぐつ煮立たせないのでみそ本来の香りも良く、具材に乾燥野菜を加えれば手軽なお味噌汁の完成です!適量はお好みによって変わりますので、160mlにスプーン1杯を目安に調整してくださいね。

 

具材を用意します。味噌 スプーン1杯(15g)、だし160ml、お好みの具材。

 

おだしをお椀に注ぎ、具材を加えます。

 

よく混ぜて、具材が戻れば完成!

「混ぜるだけ。いい香りがしてきます。すごく簡単です!!」

 

★どんな具材が良いか?

 

生の野菜や具材からつくるのが良いとは言え、一人暮らしに適量をストックしておくのはなかなか難しいもの。

 

そんなとき、市販の乾燥野菜を使うと、色々な種類があり味のバリエーションを楽しめます。

 

「コープで売っていた九州産の乾燥野菜と、国産の乾燥わかめを使用しました!」

 

定番の乾燥ネギやワカメ、お麩以外にも、フリーズドライ化されたオクラやナス、にんじん、えのき、油揚げなども販売されており、実にバリエーション豊富。

 

乾燥具材以外には、ひきわり納豆を加えて納豆汁にしたり、さっと洗ったカイワレ大根をキッチンバサミで切って、具材にしても。温泉卵を入れるのもまろやかな味となりオススメです。

 

適量の冷凍野菜を上手に活用するのも良いでしょう。

 

ほうれん草や、とうもろこしも味噌汁の具材に相性が良く、おすすめですよ。

 

★手間なくだしを取るにはどうしたら良い?

 

一人分のだしは、あまりに少ないので逆に手間がかかって、作るのは大変だと思います。

 

一番簡単な方法は、「液体の濃縮だし」を使う方法。

市販のだしは、旨み調味料や酵母エキス類の味がするものが多いですが、筆者のお気に入りは「金沢 料理だし」。かつお・サバ・煮干しなど出しの良い香りがして、自分で取っただしに一番近い感覚で使えます。

 

 

「160mlのお湯に小さじ1杯(5㏄)を加えると、香りのよいおだしに!」

 

とはいえ、自分で取るだしの風味の良さや、後味のさわやかさは格別です。

そこで、夕食と朝食の分をつくることとし、2食分のだしを鍋で一度に取りましょう。

使った昆布や鰹節も具として一緒に食べてしまえば、材料のロスなく風味豊かなおだしが楽しめます。

 

自分でだしを取るのは簡単なので、ぜひお試しくださいね。

 

【お味噌汁用のだしの材料(2食分)】

水…300ml〜400ml

昆布…1㎝角に切ったもの1枚

かつお節…ひとつまみ(個食1パック)

または、

煮干し…1匹

 

1、煮干しは頭、はらわたを取り除き、手で細かくちぎる。昆布、煮干しまたは鰹節を水に入れ5~10分ほどつけておく。

 

2、だしが出た水を小鍋で火にかけ、アクが出てきたらお玉で取り除く。これで、だし汁の出来上がりです。

 

3、荒熱を取ってから、ふたをして冷蔵庫へ。1-2日は日持ちします。

 

昆布はキッチンハサミなどであらかじめ1㎝角に切って、タッパーなど密閉容器に保管しておくと、だしを作りたい時にさっと取り出せるので便利です。

 

まるごと食べてしまうこの方法ですと、だしをこす作業が簡略化されて簡単に美味しいおだしをつくることができます。

 

お味噌汁にするときは、だしを熱々に熱して、お碗にうつしてから、一人前の味噌を溶くだけ。

 

最後にお好みの具材を入れて完成です。

 

「味噌15gを量るコツ。子どもが親指と人差し指でマルをつくるくらいがちょうど15gです。お好みで調節してくださいね。」

 

今回の記事でつかったお味噌とおだしは通販もしています。

 

「金沢産で、木桶熟成されたお味噌と金沢のだしの組み合わせで、ほっこり美味しくおみそ汁を頂きました!」

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1人分のお味噌汁の作りかたを紹介してきましたが、フリーズドライ味噌汁という一人暮らしの強い味方も進化していて、多くのみそ屋さんから様々な商品が発売されています。

 

金沢ヤマト醤油味噌の「フリーズドライぜいたく味噌汁」は、1人前にお湯を注ぐだけでふんわりと豊かな味噌の香りが立つお味噌汁に。化学調味料も不使用で安心です。

 

しっとりジューシーな茄子が一番人気で、ほうれん草、とん汁などの種類も選べますよ。

 
フリーズドライ贅沢みそ汁3食 金沢模様の袋入り(なす・ほうれん草・ネバネバ野菜 各1食)

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1人分のみそ汁を手作りする派の方には、各種の糀味噌がオススメ。

 

杉桶を使い、長期熟成(6か月から1年も寝かせる工程)が味の決め手で、やさしい旨みのある糀味噌です。

 

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今回紹介した1人分の味噌汁の作りかたは、一人暮らしのお食事や忙しい朝にもピッタリなので、ぜひお試してみてください。
 
くるっと回して一定の量の味噌がすくえる便利な、みそマドラーもございます。
毎回同じ濃さの味噌汁が簡単に作れます。
 
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みそ汁は、野菜もたっぷり取れて、発酵食品である糀も、タンパク質豊富な大豆も摂れる、昔から大切にされてきた和のスーパーフード。

毎日毎朝のお味噌汁を、体調管理に活かしていただれば幸いです(^^)

 

ヤマト醤油味噌では、一汁一菜に一糀のライフスタイルをおすすめしています。全国からのお味噌のお取り寄せも承っていますので下記のリンク先へどうぞ。

 

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