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2006年04月03日

マーガリンとトランス・ファット Trans Fat

去年の10月に出店した、Anuga 2005 ドイツのアヌーガと言うヨーロッパ最大の食品展示会でのこと。

印象に残っているのは、ドイツでは、マーガリンは販売していないという事です。
バターを使う。
ドイツ人も頑固ですし、食事の仕方や、食べ物をなかなか変えようとはしませんよね。
良い事でもあると思っています。

マーガリンは、もともとは植物油に水素を吹き込んで、化学的に油の組成を変化させて、液体を固体化する画期的な技術で出来上がっています。
でも、この過程で、マーガリンには、Trans Fat トランス・ファットと言う、あまり良くないとされる物質が生成されるんだそうです。体に取り込むと、細胞壁形成の時に、細胞壁に穴が開いたような状態をつくるので、その結果、免疫力を落とすと言う心配が指摘されているからだそうです。
知らなかったあ・・・マーガリンって、植物性で良いのかと思っていました。
子供を今から作ろうという世代にとっては、ちょっと気になる(心配な)情報です。

アメリカでは、資本主義ですから、最終判断は、購買者の自己責任という事です。
マーガリン等のトランスファットを含む食品については、法律で、製品には全て、情報としてTrans Fatの含有量を記載しなければならない事になっています。
つまり、安い商品には、バターやショートニングを多量に使うので、結果的に トランスファットの含有量が多くなっているので、表示される量もそれなりに大きな数字になっています。
反対に、トランスファットの含有量が0という商品も多くて、それは、言わば健康的というか、品質も価格もそれなりに良好な商品だという住み分けがなされています。

翻って、日本では、マスコミに出ない限り、まだまだ、知らないことが沢山ある。
これって、少し、おかしくない?
マーガリンは今は「植物性油脂、または植物油加工品」って表示されるし、トランスファットはショートニングにも多量に含まれているそうです。
食育って、こんなことを指すのだろう。


矛盾に満ちた話を最後までお読みいただきありがとうございます。
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投稿者 hishihogura : 2006年04月03日 16:31

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