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2005年09月26日
一年に一度だけ!うまくちしょうゆ・大野紫(おおのむらさき)
昨年は大人気で売り切れになってしまった【大野紫】(うまくちしょうゆ)のご予約が始まりました。
【大野紫】は一年に一度だけの仕込みで、地方限定・期間限定・ネット販売限定。
ご予約いただいた方にのみ、しぼりたてをお届けする限定の【うまくちしょうゆ】です。
【大野紫】は、これからが本番の日本海のブリや、脂の乗ったマグロのお刺身にピッタリです。
濃い魚の味に負けない、しっかりしたうまみとほのかな甘味があります。
この味は、往年の製造方法(釜を使った火入れ)ならでは、なのかもしれません。
なんと【大野紫】は、昔ながらの釜火入れをするんです!
上部が開放された大釜で空気に触れさせながら加熱するので、欠減(蒸発して失くなってしまう=約12%)してしまう。
つまり、醤油の仕上がり量は、仕込みの8割強くらいです。欠減が多いし、加熱に時間がかかる。
しかも暑い熱い重労働。最近は、どこの醤油屋も好まない、昔のやり方です。
しかし、わからんもんやねえ・・・。
ココからが大事なんですが(笑)どうも、この非合理的なやり方をすると、コシのしっかりした味になるようなんですねぇ。不思議です。
昔ながらの作り方というのは確かに無駄が多いけど、どうも、その無駄な部分が味わいに大きく貢献しているような気がしてならない。
皆さま、ここのところに価値を見出していただけるでしょうか?
≪手間がかかる=時間がかかる=お金がかかる≫というのが現在の食品製造の真実です。
これを嫌がって、みんな自動化工場に変更していったのですが、【大野紫】の場合は、もう一度、文献に当たり、史実に基づいて、その当時にあった設備を使って、しかも、わざわざ釜火入れ法を選んでこのたびの商品化にこぎつけました。
職人さんからは、手間がかかりすぎるという声もあがりましたが出来上がった醤油を利いてみて、逆に大きな自信と勉強になったといいます。
職人の自信作を、ぜひこの機会にお確かめください。お客様からのご注文を承っております。
数に限りがございます。 【大野紫】お早めの予約をお待ちしております。
投稿者 hishihogura : 2005年09月26日 13:08
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コメント
昨日なずなさんにBLOG等々・・・の伝授に御社に伺いました。休憩途中に久しぶりにしょうゆソフトクリームをいただき(いつもながらうまい!)、そして前から気になっていた【うまくちしょうゆ・大野紫】を醤蔵(ひしほぐら)で買いました。もう帰宅途中の私の頭の中は、「晩ご飯は、刺身。晩ご飯は、刺身。晩ご飯は、刺身。。。」がくるくる廻っておりました。
で、私の好きな刺身、バイ貝、イカ、アジ、タコ(お財布の関係上、脂の乗ったマグロは却下されましたが)をついに【うまくちしょうゆ・大野紫】でいただきました。
塩味よりもしょうゆの香り、味が先に感じるしょうゆですね。口に入れたら、ふわ〜んと良い香りと味が。。。ネタを殺さない上品な味でありながら、しょうゆの存在感もあり、ほんのり甘みがあるのでまろやかでうま〜い。好物のアジ、バイ貝にとってもマッチ!!!いつもの刺身が10倍のおいしさに。今度は、刺身以外で大野紫を行かせる料理に挑戦しようと思います。
投稿者 ebデザイナー白石 : 2005年10月04日 18:57
お刺身が一番美味しいそうです。
で、「大野紫」を使って、プロが作った料理っていうのも、レシピーも一緒に手に入れて、手元に写真もあるので、これを次にアップします。
ちょっと待っててね!
投稿者 山本晴一 : 2005年10月05日 21:31