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2006年07月15日
NHKテレビ・土曜ドラマ
タイトルは「人生はフルコース」(留学とバイキングとハンバーグ)というホテルのシェフの物語。
NHKの『今日の料理』の洋食部門をまかされた、若いシェフの物語です。
当時のホテルのキッチンは最高の食材で最高の料理を出す場所だったのに、それをそのまま『今日の料理』の番組のメニューとしては、採用されなかった。なぜなら食材が家庭では手に入らなかったから。それで、職場からは『ノウハウやホテルのやり方を全部テレビで見せていいのか?』と反発を受け、自分でもジレンマに陥っていたところを、総料理長から『料理は、もっと自由なものだ』というアドバイスを受けて、手に入る食材をフレンチのノウハウを使って、家庭で出来て美味しい=食べる人たちを幸せにする力のある料理を次々とメニュー開発していった話です。
この『今日の料理』への出演で彼が手に入れたのは、視聴者からの夥しい量の感謝状とそこからの直接のフィードバック=『お客様に喜んでいただく』ことが出来た喜びと、さらには、メニュー開発を通して、レシピを明確にして伝える技術とノウハウでした。
ホテルの厨房でも、今までは職人技としてそれぞれの料理人が独自に守り、オープンにはしてこなかった、『ソース』等のレシピーも自ら公開して、お客様に同じレベルの良い味を提供できるように改善したというところで、第二話は終わり!第三話は、東京オリンピックの話になる。
あれ、今気がついたけれど、これはひょっとして、帝国ホテルの故村上シェフの話だったのかしらん・・・
日本の洋食の歴史を見て、とても興味がある面白い内容でした。
わくわくして見ました。
投稿者 hishihogura : 2006年07月15日 22:42
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